werry-chanの日記.料理とエンジニアリング

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アン肝の酒蒸し

試験期間が終わって,ついに春休みが始まるかと思いきや,なんとまだレポートが2つも残ってるウェリーちゃんです.
レポート締め切りが終われば,Unity使ったHololensの開発するんですよね.
とりあえずHololens開発の環境は整えて,Microsoftの公式チュートリアルも終わらせたのですが,なかなか結構初学者には大変そうです.


さて,それでは本題に入りましょうか.

「アン肝の酒蒸し」

作りましょうか.


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↑食いかけのアン肝酒蒸しです.


これを作ります.
食いかけなのは,,,アレです.
お腹空いてて,旨そうで,ビールがあって,写真撮る前に食べてしまいました.


アン肝(アンコウの肝臓)は,近所のスーパーで売ってました.
なんか中国産のが安くて,300円で300mlくらいの体積ありましたね.
臭みなどがきつい可能性があったので酒蒸しにした次第です.


レシピです↓
1.アン肝を酒に漬けて10分前後放置.
2.アン肝を酒と共に弱火で蒸します.なるべく蓋は開けないように,水蒸気の量や水の弾ける音の有無で蒸しあがりの頃合いを計りましょう.
3.アン肝蒸しあがったら,醤油・ミリンを1:1で割ったものにだしの素を少々入れたタレに入れましょう.
4.アン肝の臭みがまだ心配ある場合にはお好みで柚子胡椒を漬けましょう.完成.


今回僕が買ったアン肝は比較的大きなものでしたので,肝臓についた動脈などがありまして,その動脈が食感を損なう可能性がありました.
そのような大きなアン肝を購入して,血管の食感が嫌いな人は取り除いてから調理するのも良いかもです.

pythonでマンデルブロ集合

寝正月で生活が逆転してたけど,三ヶ日で更に逆転して一周回って早起きなウェリーちゃんです.
おせち料理食べ切らなければ,と言う使命感でひたすらおせち料理食べてます.


それでは本日はマンデルブロ集合(Mandelbrot set)をpythonで描きましょう.
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↑これがマンデルブロ集合です.

綺麗ですねぇ.
これって僕の記憶は定かではないですが,”反復関数系”ってものでフラクタルを描画する,とか何とかって話だった気がします.
マンデルブロ集合描画プログラム書いたの1年以上前なので覚えてないですが.

それではコード書くにあたって参考にした物は
マンデルブロ集合 - Wikipedia
qiita.com
これらのリンクのサイトだったような気がします.

続きとして,マンデルブロ集合(Mandelbrot set)をウニョウニョ動かすコードと動画も作りましたので,気になる方は見てみてください.
werry-chan.hatenablog.com



それではソースコードを提示します.
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ごめんなさい.
実は今実家にいるので,コード書いたPCからデータがないんです.
まぁこれを実行すれば同じ描画が得られるはずです.
実行には結構時間かかります.下手するとスペック足りないPCだと実行できないかも.


綺麗なフラクタルが描画できますし,また他のパターンのフラクタルを近いうちに投稿するついでに,その時にフラクタルの詳しい話をしましょうか.

牛のアキレス健煮込み

新年初日は寝正月で大変有意義な時間を過ごしたウェリーちゃんです.
あまり忙々としてばかりでなく,寝たり,ダラダラしたり,ゲームしたり,そういう時間も大事です.


それでは本日は"牛のアキレス健煮込み"です.


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↑これを作ります.


これ作る時の1番のポイントは


牛のアキレス健を売ってる店を見つけること
です.


これが一番難しいんですよね.
普通の店に売ってませんもん,牛のアキレス健.
頑張って見つけて下さい.
僕は"とある実習"に参加するために,風疹麻疹予防接種を病院に受けに行って,病院の横にある肉屋さんに気まぐれで入ったら”牛のアキレス健”が売ってました.


それでは煮込みましょうか.

煮込むタレは
醤油:ミリンを1:1です.

このタレにアキレス健全体が浸るようにして
ひたすら煮込みます
煮込む時間のポイント,というか完成の基準は
箸で挟んで二つに切れる
これですね.
そうなるまでひたすらに煮込んでください.
くれぐれも焦げ付きに注意です.

煮込み終了したら,ネギとか大根とか生姜とかと一緒に食うたら美味しそうですね.


[食べた感想]
めっさプルプル.すごいわ何これプルプルやん?え?これ何で出来てるの?意味分からんプルプルすげぇ!!



これめっさプルプルなんですね.
ちなみに,プルプルの主成分は一般に言うコラーゲンってやつです.
コラーゲンってのは3本のゼラチン分子(長い繊維みたいなやつ)が絡まってできるんですね.
コラーゲンを煮込むと,熱でコラーゲンが3本のゼラチン分子にほどけます.
ゼラチンってのは,ゼリーの主成分です.

アキレス健の主成分のコラーゲンは,煮込むことでゼリーになるって感じです.
だからプルプルになるんですねぇ.

tan1°は有理数か?

前回の投稿で頭使ったので,息抜きに超有名入試問題
tan1°は有理数か?
を解きます.


[証明]

tan1^\circ有理数と仮定する.
この時,
tan2^\circ=\frac{tan1^\circ+tan1^\circ}{1-tan1^\circ tan1^\circ}
有理数同士の四則演算の結果は,有理数となるためtan2^\circ有理数
次にNを正の自然数として,tanN^\circtan(N+1)^\circの関係について考える.
tanN^\circ有理数なら,
tan(N+1)^\circ=\frac{tanN^\circ+tan1^\circ}{1-tanN^\circ tan1^\circ}
は上記のtan2^\circと同様にして有理数とわかる.

よってtan1^\circ有理数と仮定した時,帰納的に正の自然数N>=1でtanN^\circ有理数とわかる

ここで,N=30の時,
tan30^\circ=\frac{1}{\sqrt{3}}
となり,\frac{1}{\sqrt{3}}無理数なので,上記の仮定
tan1^\circ=(有理数)
は棄却された.

以上よりtan1^\circ有理数ではない.


この問題初めて見た時はギョッとしましたよねぇ.
日本の受験史史上最も短い問題文ですね.
また解き方も綺麗なものです.初めて見た時は,ええ,感動しましたよ.
今となっては無心で脳死で記述できますけど,まぁコンテンツにはなるかな?

Heisenbergの不確定性関係の問題が解けない

最近勉強不足が甚だしいので,Heisenbergの不確定性関係についての教科書問題解いてたら年を越してしまったウェリーちゃんです.
実家に帰るとご飯を作らなくても出てくるのでビックリしてます.
あと昼まで寝てて夜寝れないんじゃ〜〜.

本題に入りましょう.
今日解いてた量子力学の問題で分かんないところあったので,質問がてら投稿しちゃいます.



[問]
Heisenbergの不確定性関係の式
\sqrt{(\bar{\Delta q})^2・(\bar{\Delta p})^2}\geq \frac{\hbar}{2}
が最小値\frac{\hbar}{2}をとる時,Gauss関数を用いて
\psi (q)=Aexp\left[ \frac{-q^2}{2(\bar{\Delta q})^2}\right]
を示せ.ただしAは定数で\bar{q}=\bar{p}=0である.
(注:演算子\hat{A}の期待値を\bar{A},期待値からの偏差を\Delta A=\hat{A}-\bar{A}としてる.)
出典:砂川重信先生の岩波書籍より"量子力学"pp.53です.



この結果をいくら計算しても答えが
\psi (q)=Aexp\left[ \frac{-q^2}{4\bar{(\Delta q)^2}}\right]
にしかならないのです.


導出法は以下のようにしてます.
\left[ \hat{q},\hat{p}\right]=\left[ \Delta\hat{q},\Delta\hat{p}\right] =i\hbar
実数\alphaを用いて
I(a)=\langle\psi | (\alpha\Delta\hat{q}-i\Delta\hat{p})・(\alpha\Delta\hat{q}+i\Delta{\hat{p}}))|\psi\rangle\\=\langle\psi |(\alpha^2(\Delta\hat{q})^2+i\alpha\left[ \Delta\hat{q},\Delta\hat{p}\right] +(\Delta\hat{p})^2)|\psi\rangle=0
がHeisenbergの不確定性関係関係から導け,
\alpha^2(\Delta\hat{q})^2+i\alpha\left[ \Delta\hat{q},\Delta\hat{p}\right] +(\Delta\hat{p})^2=0
より\alpha=\frac{\hbar}{2\bar{(\Delta q)^2}}, \,\,\,\, (\alpha\Delta q+i\Delta p)|\psi\rangle=0
上記の右の式は\bar{q}=\bar{p}=0より
(\alpha\hat{q}+i\hat{p})|\psi\rangle=0
\langle q |(\alpha\hat{q}+i\hat{p})|\psi\rangle=(\alpha q+ip)\psi (q)=0

この式に\alpha=\frac{\hbar}{2\bar{(\Delta q)^2}}を代入して計算すると
\psi (q)=Aexp\left[ \frac{-q^2}{4\bar{(\Delta q)^2}}\right]
となる.


何が間違ってるかわからないのです.
考えてみてくれた人はコメントでも何でも「合ってると思う」とか「これは〜〜だから違う」みたいなリプライくださいな.

pythonで逆光写真のアート化

普段住んでる部屋がボロすぎて,実家帰ると部屋が暖かくて身震いしてしまうウェリーちゃんです.
今住んでる部屋は,築60年over,冷気ガンガン入ってくる,風呂桶が突然壊れて風呂入れなくなる,シャワーは5秒ごとに冷水が出る,etc.と大変です.

関係ない話はこれくらいにして,
それでは今回の記事の内容に入りましょう.

今回はpython使って逆光写真をアーティスティックにします.
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↑SokuUPさんのサイトから持ってきた画像です.
SokuUp :: 風景 自然 空 夕焼け 逆光 原爆ドーム :: permalink

この画像の影の部分を,クレースケールの画素の輝度によって閾値で2分割します.
輝度は0で黒,255で白です.
次にマスク画像の作成です.

f:id:werry-chan:20181230215006j:plain
↑今回は閾値は輝度0〜100を全て黒(255),それ以上は全て白(0)の画像をマスク画像として作成します.黒っぽいところを白に,白っぽいところを黒にするって感じですね.

次に元の逆光写真の影の部分,マスク画像で言うと白くなった部分に合成する画像を用意します.
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http://freeillustbook.net/starry-sky01/
↑このサイトから持ってきた画像と

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http://shinkaiyablog.com/post-33/
↑このサイトから持ってきた画像を合成に使いましょう.

さて,それでは...
フュージョン!!ハッ!!」
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はい出来ました.
f:id:werry-chan:20181230220824p:plain
〇〇ンクスです.
カッケェーーー!!!!
あのさっきまでの逆光の風景写真がここまでカッコ良くなりました!!
Pythonやってて良かった〜ーー!!
みんなも頑張ってフュージョンしてみてくださいね.

下手だとデブのカッコ悪い奴になりますから気をつけて.

ごめんなさい.ドラゴンボール大好きなのでふざけてしまいました.
とまぁ茶番はこの辺にして,本当に合成してみましょう.
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綺麗な雰囲気の画像が出来ましたねぇ.
逆光写真の影の部分を合成することでアーティスティックに仕上げることが出来ます.

ソースコードは以下のようになります.

from PIL import Image
import numpy as np

#入力画像(逆光画像)の読み込み
img=Image.open('gyakkou02.jpg','r')

#合成する画像の読み込み
img_back=Image.open('deep_sea03.jpg','r')

#imgのコピー作成
img_origin=img.copy()

#imgの画像サイズ取得
width,height=img.size

#img_backの画像サイズをimgと同じにリサイズ
img_back=img_back.resize((width,height))

#imgをグレースケールに変換してimg_grayとする
img_gray=img.convert("L")

#輝度0〜100を255,それ以外を0にする.(二値化する)
img_gray=img_gray.point(lambda x: 0 if x > 100 else 255)

#img_grayを保存
#img_gray.save('gakkyou_gray02.jpg', 'JPEG', quality=100, optimize=True)

#新しい変数maskにimg_grayを代入.(名前をmaskにしたかっただけです.)
mask=img_gray

#合成して,合成画像をimg_resultとする.
img_result = Image.composite(img_back, img_origin, mask)

#img_resultを保存.
img_result.save('gakkyou_fusion3.jpg', 'JPEG', quality=100, optimize=True)

入力画像,二値化の閾値,二値化の値変更((0,255)→(100,255)など,透過率の変更ということ),二値化ではなく3,4,5値化で透過率をグラデーションする
などなどすることで,さらに面白いことが出来ます.

以下に他の画像での例をあげますね.
f:id:werry-chan:20181230223752j:plain
↑これが元画像です.
↓以下が合成画像です.
f:id:werry-chan:20181230222950j:plain
f:id:werry-chan:20181230223059j:plain
f:id:werry-chan:20181230223344j:plain
なんかいろんなバリエーションで出来ますねぇ.

参考にしたサイトは以下になります.
Python, Pillowで画像を一括リサイズ(拡大・縮小) | note.nkmk.me
Python, Pillowで二枚の画像をマスク画像に従って合成 | note.nkmk.me
PIL/Pillow チートシート - Qiita
Python 3.5 対応画像処理ライブラリ Pillow (PIL) の使い方 - Librabuch

ハチノスのトマト煮込み

年末で家に帰ってニャンコをモフモフしながら記事書いてるウェリーちゃんです.
あと新幹線の中で統計力学の本読んでたら寝落ちして首痛めました.
統計力学のグランドカノニカルアンサンブル理論(grand canonical ensemble theory)って名前,中二病心くすぐられてカッコいいですよね.

そんなこんなで実家に帰ってきたら
オカン「おい.お前ハチノス料理できるやろ.買ったからトマト煮にしろ.」
ワイ「そんな藪からアナコンダみたいな.わかった.やったるわ.」

ってんで,今日の記事はハチノス料理です.
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↑ハチノスのトマト煮込みです.
(なんかバックに美味しそうな角煮がありますが,角煮はまた今度です.)

それではレシピです.
まずは下茹でします.

  1. ハチノスを適当に切って,沸騰した鍋に数分入れ,出して水で洗う.
  2. 新しい水で沸騰させ,1を数回繰り返します. (臭みが取れるまで)
  3. ハチノス1kgに対して酢大さじ6,生姜一片.ハチノスがヒタヒタになるよう水を鍋に張り,先ほどの酢と生姜を入れます.塩は海水くらいにしょっぱめの濃度にします.
  4. 火にかけて,大体アクが出たらとってやります.僕は圧力鍋使うので,高圧で大体15分程度で出来ます.

これで下茹では完了です.臭みがとれたので,そのままマリネにも出来ますが,今回はトマト煮です.

  1. みじん切りしたニンニクをオリーブオイルで炒めます.
  2. ニンニクが黄金色に変わる前くらいにタマネギ,セロリを入れて透き通る程度に炒める.
  3. 下茹での済んだハチノスとトマト缶と白ワインを2に加えて煮込みます.
  4. 最後盛り付けでパセリとかチーズ振ったら綺麗ですね.